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▼Kisaragiさん:
ども、はじめまして、L.Entis です。
> 最近、MIDIレンダリングソフトであるTimidity++の開発系MLに
>在籍している関係で、音声出力・再生形式にMIOを実装することを
>思いついたのですが、仕様書の数式を参考にMIOフォーマットの
>エンコードエンジンの作成を新たに行うなど『クローン』形式の開発に
>関してはOKなのでしょうか?
まず、『クローン』形式の開発ですが、これは OK です。
> というのは、Timidity++の開発が多数OSを包括した形で進んでおり、
>もし仮にこの提案がMLで通るとすると、MIOの再生がWindowsだけでなく、
>UNIX、OS/2、MacOS上でも可能になることが十分考えられ、その際に
>エンジンの再作成が必要になるケースが出てくる危険があるからです。
マルチプラットフォームと言うことですが、ERINA-Library はある程度、異OS、異CPUへの移植も想定してコーディングされていますので、根本的にエンジンを作り直す必要は無いのではないかと思います。
因みに、エンジン部分のみを取り出せば(MIOEncoder、MIODecoder、RLHDecodeContext、RLHEncodeContextクラスと行列演算関係の関数)CPUのエンディアンの問題を除いて、ほとんど依存性は無いのではないかと思います(コンパイルが通ればですが(^^;)。
> そのあたりはどういう風な対応を取ればよいのか、また、その場合の
>著作権・バージョン表記はどのようにすれば良いかなど、教えていただ
>けると幸いです。
それで、著作権の表記に関してですが、全く ERINA-Library などのソースを参照したりせずに全く新しくエンジンを作成された場合には(なんだか無駄な労力をさせるようなのでお勧めはしませんが)著作権表記等の制限は法律上かかりません。(MIOのクローンであることなどを書く程度でよいのではないでしょうか?)
なお、ERINA-Library をベースに(一部を借用・変更するなどして)使用する場合には、ベースにしたライブラリの名前、バージョンを表記していただければ結構かと思います。
私としましては、元になったものが何であるのかがわかれば OK です。
…と言うご回答でよろしいでしょうか?
ではでは〜
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