世間ではそろそろ冬コミの当落で盛り上がる時期ですね。
私は封筒待ちですw
ところで、隼STGですが、上の画像は、小惑星中心部からの脱出シーン(の編集中)の1カットです。
そう言えば、本物の探査機「はやぶさ」は、タッチダウンのとき、地面を突き抜けて地下に潜り込んだように見える高度のデータを送ってきていましたよね。まあ、後の解析で、実際には地面をバウンドしていた、ということになっていたかと思いますが。
STGではその真実が明らかに!?(※いいえ、フィクションですw)
隼STGの3Dディスプレイへの対応ですが、現在のところ、赤青アナグリフ以外では
- OpenGL Quad Buffer
- DirectDraw stereoscopic
- NVIDIA StereoBLT
- Interleaved Display
と言った実装となりそうです。
この中の NVIDIA StereoBLT は、実質上 3D Vision 専用です。(動作には Direct3D9 以降が必要………と言っても 3D Vision 自体が Vista 以降必須なのですがw)
現在、Windows7 + GeForce GTX 275 + 3D Vision での動作を確認できています。
Quadro FX 380 に接続した場合の 3D Vision の動作テストも行ってみたのですが、NVIDIA StereoBLT
は機能せず、OpenGL Quad Buffer
は動作しているようなのですが、ドライバの設定が悪いのか、高速に左右視点の映像が切り替わる状態にはなるものの、3Dメガネが反応しませんでした。
多分ドライバの設定の問題だと思うので、OpenGL のコード自体は機能していると思われます。ドライバの設定については、マスターアップしてからじっくり探ろうかと思います。
ホント、この手の作業は下手すると丸1日消費しますので危険ですから…(汗
(実際、3D Visionの環境を整えて動作テストするだけで半日………この時期にこれは………)
2つめの DirectDraw は DirectDraw7
以降のステレオ・フリッピング・バッファなのですが、最近の3Dディスプレイはどうやらこのメソッドには対応しておらず、レガシーっぽいので、実装自体は
しておきますが、動作するとしても古い3Dディスプレイへの対応となりそうです。
Interleaved Display は、視差障壁や偏光方式のディスプレイ用のものです。
ディスプレイ表示が pixel by pixel で表示されているものとして、ソフトウェア側で左右画像を、水平、または垂直にインターリーブした状態で表示させるものです。
恐らくこれで、現状のほぼすべての3Dディスプレイに対応できるのではないかと思います。(ちゃんと機能すればですが)
現在、隼STGの開発は、10月中に5面まで完成する予定で進行しています。
順調に行けば、冬コミの当落が判明した時点で、冬コミでのリリースが確定的になるのではないかと期待しています。(まあその後もやる事はあるので、入れたい要素が全部入れられるかはその後の頑張りに掛かっていますがw)
因みに、冬コミに落ちた場合については何も考えていません(汗)
ところで、隼STGの3Dディスプレイへの対応についてなのですが、個人的に赤青メガネではなく、「もうちょっと高品位&楽に3Dで隼を見たい!」ので、3D Vision を購入しようかと思っています。
現状、計約 55000円で(アクティブシャッター)メガネと対応ディスプレイが購入できるんですね。
なので、購入して環境を作って、動作確認しようかと思っています。
ただ、もしかしたらグラフィックカードを選ぶかもしれません。
現在ほぼ確実なのは、NVIDIA の Quadro シリーズに 3D Vision を接続して使用する環境には対応できるのではないかと思います。(ので、Quadro FX 380 は既に購入してあります(約 17000円))
どうせならパッケージに「3Dディスプレイ対応」と書きたいので、少なくとも Quadro+3D Vision での動作は確認したいと思っていますが、それ以外のボードでの動作に対応できるかどうかはちょっと微妙です(時間が十分に取れないという問題と、技術的な情報が少ないという両方の問題があります)
(レンダリングに Direct3D は一切使用していないので、3D Vision 側で勝手にステレオ化するということが出来ないのです)
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